運動・スポーツ時のパフォーマンス向上
ここでは、水素水を運動前に飲むことでパフォーマンスが向上することについてご案内します。
水素水が一流運動選手の筋疲労に与える影響について
筑波大学の研究チームが研究をし2012年07月12日に発表した論文によると、運動(スポーツ)の前に水素水を飲むと、筋肉疲労が軽減し、パフォーマンスが向上したという結果が発表されています。
臨床試験内容
現役サッカー選手10人(平均年齢20.9才前後)を対象として行われた臨床試験で、サッカーをする前に水素水を飲み、運動時の筋肉疲労について血液検査などを調べたものとなります。
水素水の摂取方法
試験前日の22時に500mℓの水素水を1本、試験当日の午前5時(運動の約90分前)に500mℓの水素水を1本、試験開始直前の午前6時20分(運動の約10分前)に1本の合計1,500mℓ(3本)の水素水を運動前に摂取しています。このときに使用された水素水の水素濃度は約1.0ppmとなります。
効果検証
試験は、水素を豊富に含む水素水とプラセボ水(いわゆる通常の水)を使用し、1週間の期間を洗浄期間を設けクロスオーバー方式で二重の試験が実施されました。つまりは、普通の水を飲んだ場合と水素水を飲んだ場合のパフォーマンステストを異なる期間で実施し、効果の違いを確認するという解釈となります。そして午前6時30分より運動は開始となります。
スポーツをする前に水素水を飲むと筋肉疲労が軽減しパフォーマンスが向上
急激な運動の後には、PW(通常の水)を飲んだときには乳酸が上昇したが、HW(水素水)でのその上昇がPWと比べ軽減されました。また、筋肉疲労についても、水素水を飲んだときは普通の水を飲んだときと比べ軽減され、筋疲労からくるパフォーマンスの低下が抑えられ、疲れにくいことから持久力も上がったということもわかりました。
これらの結果より、運動前に水素水による水分補給を行った場合、筋肉疲労を軽減される効果があることが示唆されました。同時に水素水は、運動選手・アスリートにとって効果的な飲用水であると言えます。
- lactate=乳酸、PT=Changes in peak torque、MDF=Changes in median frequency、MPF=Changes in mean power frequency
水素水を愛用しているスポーツ選手・アスリート
第二回WBCのときに、メジャーリーガーのイチロー選手が体調管理のために水素水を愛用しているというニュース(2009年1月23日、東京スポーツ)は記憶に新しいですが、以下のようなスポーツ選手・アスリートが水素水を愛用していると言われています。
- イチロー選手(プロ野球、メジャーリーガー)
- クルム伊達選手(テニス)
- 宮崎大輔選手(ハンドボール)
- 大竹七未選手(元女子サッカー)
- 石井慧選手(総合格闘家、柔道家)
- 鈴木桂治選手(柔道)
アスリートに水素水が愛用されている理由としては、健康であるということもそうですが、上のデータからもわかるように乳酸の分泌が抑制されるということも一因と考えられます。急激な運動をすると細胞内で糖が分解され乳酸が蓄積されますが、この乳酸こそが疲労物質であると言われています。乳酸の分泌を抑制することで、疲れにくく、持続力がアップし、さらに高いパフォーマンスが維持できるという効果が期待できるのです。